果実酒と言えば、なんといっても梅酒ですよね。
梅酒作りは祖母の仕事から母の仕事になり、今は私が受け継いでいます。
母が果実酒作りにハマっていて、おかげで色んな種類の果実酒を飲ませてもらってます。
夏はオンザロックでやソーダ割にして、冬はお湯割りで一家で楽しんでます。
果実毎の味の感想も(私見ですが)書いています。
果実酒は自家製がおススメ!
なんといっても手作りが美味しいです。
好みの甘さで、作れます。
ただ日持ちするので、ついついため込んでしまっている果実酒があるのではないでしょうか。
我が家にも年代物の梅酒があります。
(半世紀前の梅酒が出てきたのはびっくりでした。)
一度にたくさん飲むものではないので、貯まっていくのですね。
今は作る量を加減して、あまりストックしないようにしています。
「実家の納屋から古い果実酒(梅酒)がたくさん出てきて・・結局処分した」なんて笑えませんよね。
熟成されるので、長く置けば置くほど美味しくなる、はないです。(きっぱり!)
我が家での見解は置いても10年です。
古いのと新しいのと、好みの飲み頃は家族の間でも意見が分かれます。
健康と楽しみの両方の側面から、自家製の果実酒を作っています。
果実酒の基本の作り方
・果実 1kg
・氷砂糖 200g~1kg
・ホワイトリカー 1.8ℓ
・広口のガラス密封瓶 3~4ℓ 用
*容器は洗って熱湯消毒し、乾燥させておきます。
*果実は水洗いして、ペーパータオルで水をふき取ります。
(柑橘類は表面のワックスをたわしなどで落とします。)
*瓶に果実、氷砂糖、果実、氷砂糖と交互に入れていきます。
*上からホワイトリカーを静かに注ぎ入れます。
*冷暗所で保存。
(直射日光は避けます。)
*時々瓶を静かに揺すり、砂糖が溶けやすくします。
*氷砂糖がすべて溶けてでき上ったら、果実は取り出します。
*ザルまたは濾紙でこし、お酒の空き瓶などに移して冷暗所で保存。
果実の漬け込む日数は、早いもので2週間、長くても1年ほどで取り出します。
2年3年と漬け込んだままにしておくと、果実が溶けだして濁りがでてくるものもあります。
濾紙で濾しても、雑味が感じられてあまりおいしいとは言い難いです。
また氷砂糖の量ですが、「こころもち少ないかな」と感じる位が丁度良い加減かもしれません。
分量を変えて作って、味を比較するのも一案です。
甘すぎると、飲みにくいです。
甘さ控えめに作って、飲むときに好みの甘さに調整するのがおススメです。
果実酒の効能
別名健康酒と言われる果実酒です。
効能と、果実をホワイトリカーに漬け込む期間の目安です。
飲んだ感想も付け加えています。
【梅酒】
・健胃整腸
・動脈硬化予防
・アンチエイジング
*漬け込み期間・・3か月~1年
取り出した梅はジャムにもできます。
(市販品のように)ふっくらうまく漬かった梅より、シワしわになった梅を食べるのが好みです。
かりん酒
・喘息
・風邪
・疲労回復
*熟したかりんを適当な大きさに切り漬けます。
*氷砂糖は200~300g
*漬け込み期間・・3か月~6か月
実を取り出して1年熟成させれば飲み頃になります。
喘息の祖母のために作り始めたのがきっかけです。
私はのどが痛いとき、寝る前におちょこ1杯飲んでます。
夏ミカン酒
・高血圧
・健胃
・疲労回復
*漬け込み期間・・皮 1週間、実 1ヶ月~3か月
レモン酒
・美肌効果
・アンチエイジング
・疲労回復
・二日酔いの回復
*漬け込み期間・・3か月
あっさりさわやかな飲み心地です。
いちご酒
・血行促進
・滋養強壮
・アンチエイジング
*漬け込み期間・・2か月
ルビー色になり見た目もきれいです。
オンザロックで夏に楽しみたい健康酒です。
グミ酒
・美容
・アンチエイジング
・整腸作用
*漬け込み期間・・6か月
私の一押し健康酒です。
うっすらピンク色。
味わいが上品で、のど越しもよく最も気に入っています。
ポポー酒
・滋養強壮
・整腸補助
・アンチエイジング
*適当な大きさに切って漬けます。
*漬け込み期間・・2週間~1か月
まとめ
季節の果物を果実酒にしてみると、味わいが変って新鮮な驚きがあります。
食べにくい果実が美味しいお酒になったり、
かりんのように、生では食べられないものが、果実酒にすることで有効利用することができたり。
果実の薬効成分がお酒に溶け出し、健康酒として重宝されてきたのですね。
果実が出回る時期になったら、小瓶に漬けてみることをおススメします。
思うより簡単に作れます。
自分で手作りしたものは、誰が何と言おうと・・美味しい!
・・ですねっ。
⇓ 手元に果実さえあれば、すぐに作れます。
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