蚊対策グッズも、年々進化しています。
様々な需要があるということで、それに対して悩みを解決してくれる商品の存在は本当にありがたいですね。
昔も今も、それ位【蚊】には悩まされてきたという事。
「ブーン」という羽音が、神経をイラつかせます。
刺された後のあの痒みも、蚊を敵対視する一因です。
「私の血でよければあげるから、静かに近寄ってそっと刺していきなさい。
痒みの原因は残さないでよ!」 って、蚊に直談判したいくらいです。
おまけに、感染症を媒介するとは・・
虫が苦手な私は、どうしても叩いたりつぶしたりはできないのですが、唯一戦える相手が【蚊】です。
蚊が止まると、反射的に手がでます。
ですが、
直接対決は最終手段として、まずは蚊を近づけさせない方法を調べました。
ここでは、天然由来のグッズで蚊対策する方法を書いています。
蚊の対策 家の中でできること
蚊を防ぐためには、何はともあれ屋内に入れないことが大切です。
とは言っても、どこからかいつの間にか入り込んでいるのが【蚊】です。
少しでも蚊の侵入を防ぐためにできることを挙げておきます。
蚊対策 玄関では?
開け閉めの多い玄関では、蚊の侵入チャンスも多くなります。
蚊の苦手なハーブの香りで遠ざけます。
蚊を寄せ付けないハーブはセンテッドゼラニウム(蚊連草)が有名ですね。
この他にも、蚊よけの効果があるとされるハーブはあります。
・レモングラス
・ペパーミント
・レモンユーカリ
・バジル
ハーブの鉢植えを玄関に置く
おしゃれでおススメの方法です。
蚊対策 網戸は?
窓も玄関と同様に蚊が入りやすい場所です。
網戸の破れがないか早めにチェックしておきましょう。
網戸に関して蚊対策としてできることは、
(蚊が通り抜けられない大きさに)
・網の色を白っぽい色にする
(蚊の好きな色が黒などの濃い色なので、反対の明るい色にする)
・網に蚊よけスプレーをかける
(できれば、天然の材料でできたものを定期的に)
・網を防虫忌避素材にする
(虫が嫌がり自ら遠ざかる成分を樹脂に練り込んだもの)
おすすめは「虫のイヤがる網」
(樹脂に練りこんだ成分は空気中にほとんど溶け出さず、健康に害を及ぼす心配はない)
・フレーム部分にモヘアという毛のようなものがついている網戸を使う
(窓を開けて網戸使用の時には、窓と網戸に隙間を作らない開け方をする)
(網戸のモヘア部分が窓のフレームと接することで隙間を塞ぎ、蚊や虫の侵入を防ぐ)
蚊対策 室内では?
蚊を室内に入れないのが基本ですが、入った蚊は確実に退治しておきたいですね。
夕方から夜に活動し、家に侵入してくる蚊は主にアカイエカです。
このアカイエカの吸血活動が始まるのは気温15℃位からで、最も活発になるのが気温25~30℃です。
気温15℃以下、35℃以上では動きが鈍くなります。
家の中ではエアコンや冷暖房器具使用により、蚊にとっても活動に最適な気温に保たれていると言っても過言ではありません。
人やペットを刺すのはメスの蚊で、吸血は産卵のための栄養補給です。
部屋の中で産卵させないために、念のため水対策をしておくことをおススメします。
・植木鉢の受け皿
・花瓶の水 など
水を頻繁に取り換えること
と、
銅線(きれいな10円玉でも代用可)を水に入れておくこと
銅の成分を蚊が嫌う傾向にあり、ボウフラ対策になります。
また、気温が下がるとアカイエカの成虫は越冬します。
寒さを防げる薄暗い場所で休眠です。
家の中では、押し入れの隅や下駄箱などでじっと動かずに隠れているのです。
大掃除の際には、蚊が隠れているかもしれない、と思い出してくださいね。
蚊に限らず、害虫駆除のチャンスです。
蚊の対策 効果的な方法
これまで試したり調べた中で、実用的だと思われるおすすめの方法です。
(天然除虫菊使用のもの、けむりやニオイが少ない)
(窓辺や玄関などで焚くと蚊の侵入を防げる)
・蚊帳
(昔ながらの部屋の四隅から吊り下げるもの、操作の簡単なテント式のもの、天井から吊り下げるベッド用のおしゃれなもの、ベビーベッド用など種類が豊富)
・扇風機
(蚊は風に弱い)
・竹酢
(蚊はかんきつ類のニオイ、酸っぱいニオイも苦手で蚊よけに使える)
(そのまま竹筒に入れ窓の外におくと侵入を防げる)
竹酢スプレー
(網戸に吹き付けて布でひろげるようにする)
(虫よけに首筋や肌にスプレーする)
注意:スプレーは直接肌につけるものなので、原料は吟味すること。
希釈の仕方はそれぞれの商品説明を参考にしてください。
・ハッカ油スプレー
(独特の香りが蚊を寄せ付けなくする)
(首筋や肌にスプレーする)
注意:揮発しやすく効果は長く続かないので、こまめに使うこと。
★ハッカ油スプレーの作り方★
ハッカ油 20~30滴
消毒用アルコール 10ml
精製水 90ml
全て薬局で揃います。
蚊を寄せ付けないために
蚊の特性を知っておくことも対策には必要ですね。
先に書いたように、蚊の好みの色は濃い目の暗い色です。
家の中であっても、着衣は明るい白っぽい色を選ぶ方が無難です。
また、蚊を引き付ける要因とされるのが次の3項目です。
*CO2(二酸化炭素)
*水分
これを人に当てはめてみると、普段から体温高くて汗かきの人は蚊に狙われやすいと言えます。
確かに、汗をかきやすいジトッと蒸し暑い日やビールを飲んだ時(吐く息にCO2が増えます)は普段以上に蚊に刺されているかもしれません。
また、蚊は腕より足を好む傾向にあります。
理由として、蚊が風の影響を受けやすいので、高い位置の腕より低い位置の足のほうが、血を吸うときに安定するということ。
そして、もう一つの大きな理由として、人の足裏の常在菌にひかれて寄ってくるようです。
足の常在菌の種類が多い人ほど、蚊に刺されやすいことが実験で証明されています。
常在菌の一部が出す脂肪酸などの化学物質やその割合により、蚊が興奮し血を吸う行動を引き起こすのです。
足裏を拭いて除菌することで刺される数が1/3に減ったという研究結果がでています。
石鹸で足の指の間などを洗うだけでも効果があるとのこと。
素足で居るときには、足の除菌を心掛けるだけでも刺される数が減るのではないでしょうか。
なお、蚊は衣服の上からでも刺します。
靴下を履いていても、完全な予防策とは言えませんね。
最後に・・
やはり蚊を見つけたら、叩きましょう!
叩き損ねても効果あり、攻撃を加えた人の匂いを学習
詳細はナショナル ジオグラフィックの記事をご覧ください。
まとめ
蚊に刺されないためには、
蚊を家の中にいれないことと蚊を近寄らせない工夫
が必要ですね。
神経質になる必要はないですが、病気の媒介をすることを考えるとできる対策は講じておきたいところです。
ライフスタイルに合わせた対策をおススメします。