スニーカー、履いてますか?
運動靴の位置づけから、今やファッションアイテムに進化しているスニーカーです。
でもね、私が履くと「おばちゃんの履く運動靴」にしか見えないのです。
スニーカーを履きたいが、おしゃれに見えない。
おばさんっぽくならないコーディネートを知りたい。
40代、大人の女性のカッコイイ履き方は?
そんなお悩みを解決します。
スニーカーを大人の女性 40代が履くと?
スニーカーをおしゃれに履きこなせるかどうか、差が顕著にでるのが40代です。
シンプルなデザインのスニーカーを履いても、なんだか似合わない。
ファッショナブルなスニーカーを選んでも、足元が浮いてしまう。
スニーカーはいわゆる運動用の靴で、おしゃれな普段履きとしては不向きなのでしょうか。
でも、ファンションの一部としてスニーカーを楽しんでいる40代の女性がいるのも事実。
その差はどこにあるのでしょうか。
大人にスニーカーはダサい?
スニーカーを履いて似合うのは若いうちだけ。
歳を重ねると、スニーカーをおしゃれには履けないって思い込んでいませんか?
どうしてスニーカーがダサく見えてしまうのでしょうか。
その理由は、
スニーカーにあるのではなく、自分の体型にあるのです。
見たくない現実、認めたくない事実ですよね。
ハイヒールはオシャレに履きこなせるのに、なぜスニーカーだと生活感まるだしになってしまうのでしょう。
あえて、その原因を書いてみます。
★体型の変化★
脂肪がつきやすいのが、太もも、腰回り、背中や肩なのです。
いわゆるメリハリボディーから、ずん胴まる型ボディーへの変化です。
上半身の中でもっとも老けて見える原因は、肩まわりの丸みにあると言われます。
★姿勢★
ハイヒールを履いた時には背筋が伸びるので、スタイルも良く見えます。
スニーカーを履いた時には、ヒールがないことで楽な姿勢になり、背筋が丸くなりがちなのです。
若いときに比べて、筋肉量が減っているのも姿勢が悪くなる原因のひとつです。
背中丸まってると、どうしても見た目が『おばちゃん』っぽくなってしまいますよね。
★着こなし★
スニーカーを履くときには、カジュアルな服装で、
たっぷりしたボトムにたっぷりしたトップスで、腰まわりを隠してませんか?
隠すことでもたつき感がでてしまい、上半身と下半身のバランスも悪くなってしまいます。
結果、足が短く見えたり、
着こなしに気を遣ってない印象を与えることになります。
たとえブランドものを身につけていても、
トータルの印象では、おしゃれに見えないですよね。
スニーカーを大人の女性がコーディネートするには?
スニーカーを履いて、おしゃれに見える着こなし術をみつけました。
★ボトムの選び方★
細い足首を見せるのがポイント
腰回り、太ももなど下半身の太い部分を隠し
細い部分を協調させることで、見えない太ももを細く錯覚させる
*丈の短いパンツ
・[ガウチョ・パンツ]
お尻まわりや脚の太さをカバーしてくれるシルエットで、7分丈のワイドパンツ
・[スカンツ]
スカートのようにみえるパンツで、フレアータイプ8分丈
長すぎるものはNG
・[クロップドパンツ] 6~8分丈
腰まわりのぴったりしたデザインは避け、Aラインのフレアータイプを選びます。
脚のもっとも細い部分である足首を見せることで、下半身をすっきり見せる効果があります。
パンツの丈の長さは、全体のバランスを見てくださいね。
また、パンツはタイプによって、似合う似合わないがあります。
万人向きなのは、ロングスカートです。
★トップスの選び方★
肩まわりをシャープに見せること
体のラインが出にくく、ボタンを開けて着ることで、胸元にVラインを作る
*Vネックのもの(薄手のセーターやTシャツ)
首まわりにVラインを作れば、肩のまるみが目立ちません。
シャツがベターですが、丸首の薄手のセーターやTシャツでも構いません。
できるだけ首の詰まったものは避けて、えりぐりの大きいストレッチインナーなどを合せます。
首から肩のあたりが、すっきり見えるようにして、ダボついた印象にならないことが大事です。
★アクセサリーなどを使う★
目線を肩まわりからそらします。
*大き目のイヤリング・ピアスを着ける
*スカーフやストールを巻く
あえて普段より大きいイヤリングで見る人の目を引きます。
シンプルなデザインにしてくださいね。
下がるタイプで遊び心を出してみるのもおススメですよ。
帽子やスカーフなどを使うことでも、目を肩まわりから逸らせることができますね。
★コーディネートのポイント★
目の錯覚を利用したり、目をウィークポイントから逸らす工夫をすることで、
全体をすっきりカジュアル、かつ、おしゃれな大人女性の印象に変えることができます。
・裾はフレアータイプのロングスカートに入れて、ベルトをします。
そうすることで、腰の位置を高く見せ、ベルトで腰が引締まって見えます。
スカートは足首を見せることがポイントなので、長すぎるものはNGです。
また、濃い色のカーディガンに薄い色のシャツやインナーを合わせると、
上半身をすっきり細く見せることができます。
大き目の下がるタイプのイヤリングを着けたり、帽子を被るなどアクセントになるものも用います。
ダボついて見える腰回りや肩・背中をすっきり見せることができれば、
おばさんのイメージから脱却です。
では、スニーカーを履いて全体のバランスを見てみましょう。
いかがですか?
活動的なカッコイイ大人女子の出来上がりです。
「大人のスニーカーはダサい」なんて、もう言わせません。
まとめ
年齢を重ねると、昔似合ったものがダサく似合わないようになります。
原因は、体型の変化。
わかっていても、悲しくなりますね。
でも少しの工夫で、まだまだ挽回はできるとわかりました。
スニーカーの似合うおしゃれな40代、50代、さらには60代、70代を目指しましょう。