衣替えと一言で言っても、やることは様々。
生活のスタイルで必要性もやり方も違って当然ですね。
衣替えが今も慣習として生活に根付いているのは、快適に暮らすための知恵が満載だから。
四季のある日本ならではの感性かもしれません。
すっきり衣替えして季節を先取りしませんか。
衣替えのタイミングはいつ?
四季のある日本では、季節の変わり目が衣替えのタイミングです。
洋服の衣替えは6月と10月が一般的で、それに合わせて入れ替えをしていくことになります。
6月では冬ものから夏ものへ、10月では夏ものから冬ものへと替えます。
実際に入れ替え作業をするのは、夏前5月の梅雨入り前と9月中旬ごろとなります。
乾燥した晴れの日が続くときを狙って、衣替え作業をいたしましょう。
衣替えでやることとは?
「夏物と冬物の入れ替え」と、同時に「手入れ」と「不用品処分」の見極めも衣替えの大事な役割です。
衣類をしまうときには、きれいに洗濯をしてから収納します。
また出すときには、シミや虫食いがないかなど状態をしっかりみておきます。
保管場所の掃除や風入れも必要ですね。
タンスの中が湿気ていたら、家全体の換気が悪いのかもしれません。
風通し良くする工夫が必要かもしれませんね。
時には扇風機をつかったり、除湿機の使用も有効です。
このタイミングで家全体の状態も見ておくといいですよ。
部屋の調度品も入れ替えます。
模様替えというわけではなく、冬支度から夏支度(またはその逆)に装いを替えるということです。
洋服
季節に合わせた衣類に替えます。
きれいに汚れを落としてから収納です。
洋服はいつの間にか数が増えていくので、このタイミングで一度断捨離します。
着られるものと着るものは違うということです。
洋服の収納で注意したいのが防虫と防湿
乾燥した日には、タンスの引き出しも開けて、風通しします。
コート類やセーターなど、素材によって虫干しも有効です。
寝具・座布団
シーツをや掛布団を入れ替えます。
・夏用には麻のシーツ
・冬用にはボアシーツなど。
座布団もカバー布の素材を替えます。
床
床のカーペットを
・夏はイグサのゴザや竹素材で涼やかに。
・冬はウールの絨毯で温かく。
玄関
玄関マットを
・夏は薄目
・冬は厚目に
窓
・夏はすだれやよしず、グリーンカーテンで直射日光を遮ります。
衣替えは入れ替えるだけ?
ここ数年の天候不順では、以前のように徐々に気温が変化するのではなく、季節が行ったり戻ったり・・。
極端な変化をみせるので、衣類の衣替えも一度に入れ替えるということもできなくなりつつあります。
だからこそ、簡単に入れ替えだけで済むものはそうしましょう。
我が家では、布製品の色と素材を替えることで、季節感をだしてます。
お部屋でどこか一ヵ所入れ替えるだけでも、雰囲気変わります。
まとめ
衣替えの時期には、家全体の状態を確認しておくことをおススメしました。
衣替えで先の季節を迎え入れる準備をすると、気持も切り替わって新鮮です。
生活全体を見直す絶好の機会であり、快適に暮らすコツとも言えますね。