ゼンマイと言えば、韓国料理のナムルを思い浮かべます。
美味しいですよね。
ビビンバに欠かせないです。
あとは・・
和食の煮つけ。
うーん、あまり家では使わない食材です。
今回、わらびを採りに行って、あまりにも美しい姿のぜんまいを見つけたので自家製ナムルを作ってみようと思います。
山菜は抗酸化力に富み、多くの薬効成分があります。
せっかくの機会なので、ゼンマイについて調べてみました。
ゼンマイの効能
ゼンマイは不溶性食物繊維が豊富です。
便秘予防・整腸作用のほか、デドックス作用が高いので、身体の中の不要物を排出する効果が期待できます。
また、葉酸が多く含まれており貧血予防にもなります。
そのほか、パントテン酸やビタミンB1、ビタミンAも多く含み、肌荒れの予防・美肌効果、疲労回復、脂肪の燃焼、疲れ目予防など、非常に栄養価の高い食物です。
ゼンマイの時期
ゼンマイの旬は春から初夏で、3月から6月頃までが収穫時期となります。
沖縄から北海道の野山に広く自生し、地域により収穫時期もズレて北上していきます。
ほぼわらびと同時期に、収穫できます。
ゼンマイの干し方と戻し方
ゼンマイは採ってきたら、すぐに灰汁だしします。
・大鍋にお湯を沸かし、重曹を適量(少な目)入れる。
・その中にゼンマイを入れ、ホウレンソウを茹でる位の時間ゆでる。
・ざるに揚げて湯を切り、天日に干す。
干し方
ゼンマイを広げて天日に干します。
水気が取れたら、ゼンマイをひとつかみずつ手に取り優しくもむ。
・揉んだら広げて干す。
・数時間後、再度揉んで干す。
揉んで干すを繰り返します。
完全に水分が飛んでしまうまで、繰り返します。
乾いたら、密閉袋に入れて保存。
戻し方
乾燥ゼンマイを鍋に入れ、水を加え火にかけます。
沸騰して3分ほど茹でます。
火からおろし、お湯を捨て、流水を注ぎながらよくもみ解します。
再度、水を入れゼンマイを3分ほど湯がきます。
そのまま自然と冷めるまで置きます。
水を替えながら、3日置いて「あく抜き」と「完全に戻し」ます。
その後、調理します。
保存は、水にひたして冷蔵庫で。
まとめ
ゼンマイとわらび、似て非なるものですね。
どちらかと言うと、私にはわらびの方が馴染みが深いです。
収穫量の違いでしょうか。
わらびの方が、数採れます。
それにしても、ゼンマイがこれほど栄養価が高いとは、驚きました。
これを機会に、ゼンマイにも注目していきたいと思います。