バナナの食べごろと栄養は?毎日食べると健康効果ありって本当?


バナナ、どれくらい熟してから食べてますか?

お店で買う時点で、すでに食べごろにはなっています。

我が家では、(私は)できるだけ若い青みの残るバナナと普通の食べ頃を買うようにしています。

なぜなら、私が青臭いシャキシャキバナナが好みだから。

でも家族大半は、買ってから2~3日おいて、甘みが増してから食べるのが好み。

他の果物は、食べごろって決まってますよね。

桃でも葡萄でもリンゴでも・・最もおいしい食べごろに差はないかと。

熟成加減で好みが異なるくだものは、バナナくらいしか思いつきません。

一年中市場に出回っていて、どの家庭でも頻繁に食べられている果物。
でも99%以上が輸入という、なんだか不思議な果物ですね。

栄養豊富なこと消化に良いことは子供の頃から聞いて知っていますが、
時々テレビでやっているバナナ健康法について疑問が・・。

冷凍バナナが良いとか、茶色のシュガースポットが出てから食べるのが良いとか、、

そんなに熟成度や食べ方によって違いがでるのでしょうか。

いったいどう違うのか、調べてみました。

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バナナの食べごろと栄養について

バナナは青々した状態で収穫され、温度管理により熟成が止められて日本に輸入されます。

日本に到着してから追熟し、食べられる状態になってから店頭に並びます。

バナナは熟成度によって食べごろが、3タイプに分かれます。
熟成度は色の変化で見ます。

どのタイプで食べても栄養満点ではあるのですが、熟成度によってやはり栄養も変化するようです。

特徴と期待される栄養効果は次の通りです。

青めバナナ

店頭に並び始めるバナナです。
バナナの両端に緑色が残っている状態。
食べるとまだ青臭さがあり、実もシャキシャキ固めでしっかりした食感です。

バナナには2種類の食物繊維(不溶性と水溶性)がバランスよく含まれ、フラクトオリゴ糖の効果で腸内環境を良好に保ちます。

そして、青めバナナには難消化性デンプンが多く含まれています。
これは食物繊維と同じ働きをするのですが、熟成するにつれて分解され糖化していきます。

整腸効果が期待できます。

特におススメは ↓

・便秘がちな人
・血圧が高めの人
・コレステロールや血糖値が高めの人
・野菜の摂取量が少ない人

黄色バナナ

全体が黄色に完熟した状態のバナナです。
甘くバナナらしい味わいと香りで、実も程よい硬さです。

完熟バナナには美容ビタミンとも呼ばれるビタミンB2ナイアシン(B3)ビタミンB6の含有量が果物の中でも群を抜いています。

また体をサビつかせる活性酸素を除去する抗酸化物質(ファイトケミカル)を多く含みます。

美肌効果アンチエイジング効果が期待できます。

茶色バナナ

黒バナナとも表現されます。

皮にシュガースポット(茶色の斑点)が出てきたものを指します。
甘さが増し、香りも芳醇で、実は柔らかめです。

全体が茶色になると熟れ切った状態で、実は柔らかく傷みやすくなってます。

熟成が進んだ茶色バナナは、黄色バナナよりさらに酵素抗酸化物質(ファイトケミカル)が大幅に増します。

また、燐脂質が含まれていて胃粘膜を保護する可能性が分かっています。

免疫効果胃潰瘍抑制効果が期待できます。

特におススメは ↓

・胃が弱い人
・胃に負担がかかりがちな食生活の人

バナナを毎日食べると・・

「バナナを毎日食べると、果糖の摂りすぎになりかえって体にはよくない」
との説があります。

が、色々本や情報を調べたところでは、毎日1本のバナナで風邪予防にもなるし、
毎日黒バナナ1本で医者いらずになるほどの健康効果が得られるようです。

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バナナの健康効果

バナナを知ってみると、どの熟成状態で食べても健康効果が高いことが分かります。

医師や栄養士など多くの人が奨めるのも納得ですね。

世の中には、バナナ健康法やダイエット法が繰り返し情報として流れています。

が、これからは流行りではなく、自分や家族の健康のために毎日の食生活に取り入れていこうと思います。

最後に

バナナだけは、食べ頃が好みによって異なります。

熟成度によって、栄養価が変化するということもわかりました。

味の好みで食べても、健康効果を狙って食べても、害にはならないので安心ですね。

農薬問題があるので、端を食べないで残すとか残さないとか色々な意見がありますが、皮をむくわけですしあまり神経質にならないで、私は単純に味を楽しみたいと思いました。

「美味しい!」って食べるのが、健康にも美容にも良い影響をもたらすのではないでしょうか。

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