どくだみの薬効と摘む時期は?使い方の色々を紹介します。

どくだみは、清楚で可憐でとてもかわいい白い花をつけます。

が、自宅の敷地内で見かけると、ちょっとイラっとしてしまいます。

繁殖力が旺盛で、ほおっておくとドンドン増えていきます。

なかなか抜き取れないし、あの独特の匂いがどくだみを敬遠してしまう理由です。

が、知ってみると意外な使い道がありました。

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どくだみの薬効は?

*デトックス作用、体内の毒素を排出する

*便秘解消により腸内環境を整える

*血液をサラサラにし高血圧・動脈硬化を予防

*新陳代謝がよくなる

*カルシウムを手軽に補給

*冷え性改善

*美肌効果 など

身近な存在のどくだみが、こんなに頼もしいとは・・
知ってびっくりです。

どくだみを摘む時期は?

どくだみの最盛期は5月から7月にかけてです。

薬効成分が最も高くなるのが、花を咲かせる時です。

白い花が咲きだしたら、収穫時期到来ということですね。

ちょうど梅雨前に当たります。

晴れが続く日を選んで摘むと、乾燥させるのに失敗しません。

雑草として抜くなら、話は別(笑) 見つけたら、即刻【除去】です。

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どくだみの使い方は?

我が家では、【健康茶】・【入浴剤】・【ニオイ消し】として使っています。

作り方と使い方を紹介します。

すべて花の咲いている時期に収穫したものを使っています。

どくだみ茶

収穫から作り方です。

・どくだみの根元を持って、引き抜く
・洗う(特に根の部分の泥をしっかり落とす)
・20本程度をまとめてゴムで束ねる
・風通しの良い日陰で竿にかけて干す
・5日~7日かけてしっかり乾燥させる
・パリパリになったら、竿から降ろす
・はさみで 3㎝ 程に切る
・保存容器に乾燥剤を入れて保存
 

湿度の高い日が続くと、干している間にカビてしまうことがあります。

その際は、1~2日干し、先に3㎝程度に切ってから電子レンジでパリッと乾燥させます。
油気のないフライパンで煎っても構いません。

どくだみ茶 煮出し方

・やかん(鍋)に水(2リットル)とどくだみ(1つかみ)を入れて火にかける
・沸騰させない程度の火加減で、20分煮だして完成
・どくだみを取り出しておく

*どくだみの有用成分のみ煮だすポイントは、水から煮だす事と長時間煮ない事です。

1日で飲み切ります。
残ったら、冷蔵庫で保管します。

慣れないうちは、ほかの茶葉(ほうじ茶、シソ茶などお好みで)と合わせるのも飲みやすくなって良いです。

なお、腎臓機能の低下している人、妊産婦さんは事前に医師に確認してからの飲用をおススメします。

*煮だしたどくだみの茶殻は、新しい葉と一緒にネットに入れ入浴剤として湯舟に入れます。

入浴剤

ネットに乾燥葉(あれば茶殻も)を入れ、湯船に入れます。

生のどくだみをサッと洗って入れても構いません。

また煮だした濃縮液を入れるという方法もあります。

どくだみの独特のにおいがあるので、お好みで。

期待できる効果は次の通り。

・血行促進
・保湿効果
・抗菌作用
・新陳代謝促進
・消炎作用
・ニキビの解消や予防 など

ニオイ消し

摘んできたどくだみを数本花瓶に差して、トイレに飾ります。

ニオイ消しと飾りの一石二鳥です。

さいごに

どくだみが人の健康と美容に良さそうとは、見聞きして知っていました。

でも、なにも手間暇かけて作らなくても、健康茶も化粧水も高品質のものが市販されています。

どくだみは(私の中では)雑草として忌み嫌う存在だったこともあり、生活に取り入れようなんて気はさらさらありませんでした。

ある時、山の畑に生えてるどくだみが花をつけその一角がとてもきれいだったのです。

農薬も排気ガスも心配ない場所だったこともあり、思いついてお茶にしてみることにしました。

意外にニオイも気にならなくて、イケます。

「冷え性が改善すればラッキー!」と気楽に飲んでたら・・なんと、その年の冬の身体の冷え方が違ってたのです。

どくだみの効果か別の効果かははっきりしませんが、なんだか身体が軽くなった気がします。

その体験がきっかけとなり、今では野草にはまっています。

便利なものを追い求めることをやめて、身近な自然のものに目を向けるようになりました。

どくだみに感謝です(笑)

今年は、どくだみ化粧水に挑戦です。

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