お風呂場のカビには一年中悩まされます。
特にユニットバスでも、少し古いタイプのもの。
排水溝の蓋の取り外しできるタイプは、バスタブの下にカビがビッシリつきやすいです。
いや、一体化したタイプも、バスタブの下はきっと汚れていることでしょう。
見えないだけでー。
ここではユニットバスの黒カビ対策を中心に書いています。
ユニットバスの黒カビ
浴室は、使用後換気扇を回しますが、それでも気付くとカビが発生しています。
マメに掃除しているつもりでも、ゴムパッキンや排水溝の周りなどすぐ黒くなって・・気になります。
というか、見てしまったら落ち着きません。
目に付くところは掃除しやすいですが、カビが生えやすいのに見逃しやすい場所があります。
ユニットバスでカビが生えやすい場所は?
*浴槽下
*換気扇、換気口の内側
*ドアのゴムパッキン部分
*洗面器やイスの裏側
*シャンプーやリンスの容器の底
カビ取り用洗剤を使って落とすのが最も効果的です。
ゴムパッキンのカビには、カビ取り用洗剤を吹き付け、キッチンペーパーを当て湿布のように浸透させます。
その部分をラップで覆えばより効果があります。
ただし、長時間になるとゴムパッキンを劣化させる原因になるので、20分までにしておきます。
一度で取れなければ、数回繰り返します。
【カビ取り用洗剤を使うときの注意事項】↓
・換気扇をまわす
・カビ取り剤を洗い流すのは、常温の水を使う
(お湯を使うと、洗剤から発生する塩素ガスを湯気とともに吸いこむ危険性があります。)
・シャワーの水圧は弱く
(強い水圧で勢いよく流すと、洗剤が水撥ねし身体にかかる可能性があります。)
・天井に使うときには液だれに注意
(柄の長いそうじワイパーの布に洗剤をスプレーし天井を拭きます。)
(水で濡らした雑巾でふき取り、シャワーは天井に使わないようにします。)
・カビ取り洗剤使用後は、排水口にも残らないよう念入りに流す
(別の洗剤と混ざって有毒ガスが発生する可能性があります。)
ユニットバスのピンク汚れ
浴室の床がピンクっぽく汚れがついたりしてませんか?
いわゆる赤カビと呼ばれてました。
が、実はカビではなくて、細菌なのだそうです。
カビも嫌ですが、細菌と聞くと病気になりそうでもっとイヤですね。
カビと細菌は別物の生物です。
細胞の構造が違うため、カビが死滅する温度で生き延びる細菌がいたり、細菌に効果のある薬剤がカビには効かなかったり・・。
このピンク色のぬるぬるした汚れは、簡単にスポンジでこすればとれます。
ところが、死滅したわけではないので、またすぐに現れてくるのです。
細菌なので殺菌効果のあるエタノールを使います。
または、市販の除菌機能付きの洗剤や、水廻り専用の洗剤を使うときれいになります。
ユニットバスの裏側掃除法
浴槽の下やエプロンの裏側(内側)の部分です。
柄のついたブラシを下から入れても、スポンジでこすってみても、完全にきれいにするのは難しいです。
カビ取り用洗剤をスプレーしても奥の方までは届かないので、中途半端になります。
下手につついてカビ胞子を撒き散らしたり、吸い込んだりする可能性もあります。
この部分は専門業者に依頼することをおススメします。
その後、カビ防止の燻煙剤を定期的に使うことで、かなり掃除の負担が減ります。
まとめ
ユニットバスの汚れはマメに掃除することが必要です。
酷い汚れがあるときには、浴室丸ごとプロの手を借りることも必要かもしれません。
一般用に比べると、プロが使う洗剤は効きが良いです。
一旦汚れをきれいにしてもらって、その状態を維持するようにするということ。
掃除にかかる手間と時間を考えると、費用対効果は高いと言えます。
その際に、洗剤やカビ取り剤の上手な使い方を質問してみるとイイですよ。
結構丁寧に掃除のコツを教えてくれますから。
*薬剤(カビ取り剤など)を使うときには、使用上の注意を守ることと
換気と身支度を忘れないようにお気を付けください。